エルガーという薔薇

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エルガーの家に行かないか、と友人から誘いが来た。聞くと、わが家の近所だという。エルガー目黒に別荘もってたんか、それともエルガー記念館があるのか、全く別人のエルガーのことか?。どれも異なっていた。近所は近所でも線路またぐと地価が跳ね上がる。大使館などもある高級住宅街。そこに「エルガー・ハウス」はあった。瀟洒な一軒家を改造したレストラン。いかにもウエディングニーズを見越した作りだ。
何故にエルガーか。実は庭に咲いている薔薇の名前が「サー・エドワード・エルガー」というのである。所謂イングリッシュ・ローズの一種である。オールドローズとモダン(ハイブリッド)ローズの掛け合わせ。オールドローズは所謂普通の花やで見かける薔薇よりも、花びらが繊細で形もはっきりしていなく、どっちかというと芍薬やボタンみたいな花だ。私はこの種の薔薇の方が好きだ。良く取り寄せをしてブーケに使用していた。作っていると部屋中が良い香りになる。
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イングリッシュローズは外見はオールドだけど、カラーバリエーションはモダンからとったというもの。写真がエドワード・エルガーだ。艶やかなフーシャ・ピンク。何故にこの色っぽい花がエルガーなのか、というと多分余り意味がないと思う。イングリッシュローズの創始者?デヴィット・オースチン氏が、英国王室とか自分のファミリーとかと同じくイギリスの有名文化人の名前をかたぱしからつけまくったんじゃないかな。(調べてないけど)。ベンジャミン・ブリテンなる薔薇もある。この薔薇が庭に沢山あるので、エルガーハウス。別人じゃないけど、我々を悩ませている作曲家自身とは余り関係が無かった。
薔薇の季節は2ヶ月前から予約で一杯だというが1組空きがあったというので申し込んでもらった。なんと11時半からだ。年末に集まった大学同期が目黒駅に集合。家に来るかもしれないリスク?を考え朝一応掃除しておいた。。
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ランチコースだとゆーに5000円と7000円だ。別に金額ではなく量が心配だったので5000円にしておいた。フレンチは大量には食べられない年になっている。アラフォーの優雅なる昼食。しかしキャリアウーマンな仲間達の話題といったら、このゆったりしたレストランには相変わらず相応しくないものだった。
プレフィクス型のコースメニュー。前菜+魚+肉+デザートだが量が少なかったのであっさり食べられた。昼下がり、マダム率が高い。価格帯の関係で若造はいない。母の日ニーズで親、義母と来ている人達が何組かおり、レストランから薔薇の花束のプレゼントがあった。(かなり見事だったので料金にはプラスされてると思う)
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ランチしてお茶した後に、家に来るかといおうと思ったが、もうお茶すら入らない状態。近所に長く住んでいた友人がお薦めの場所があるというので、白金まで散歩した。「自然教育園」。都心にこんな場所が?というくらい樹が生い茂った公園。一時は毎月来るくらいハマっていたという。雨上がりだったので多少地面が悪く、運動靴など履いていない我々は歩きづらかったが、樹齢何十年もの高い木々、四季折々の花等、何だか奥多摩とかに来ているようだ。なんちゃって史学科の我々、「豪族の家だったんだってよ」「だって当時じゃ田舎じゃん」「豪族って田舎もんなんじゃなかったっけ」「江戸時代は下屋敷だったんだってよ」「その後は弾薬庫だったとか」「へえ、そいつはぶっそうね」
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「で、これ国立?」「そうでなきゃ、売ってるでしょう。幾らで売れるかなあ」「超高級マンション群が出来るわよね、つうさんの系列会社は?」「ここ買える力なんてないんじゃないの?Mビルさんとか」「そうねえ・・」なんか潤いの無い会話になる友人達。
今は新緑が美しいが花的にはイマイチだそうだ。紅葉と時期と、3月頃がお薦めとか。夏は蚊が密集してそうなので晩秋にまたいってみるかな。
その後プラチナ通りを歩いてカフェでバブル時の思い出話などをしながら、気がついたら夕方。そういやあ友人の演奏会があった。切符を持ってきていなかったので一旦自宅に戻ったら、開演時間が18時だった。プロオケの感覚で19時と思い込んでいたのだ。それでも遅刻だというに・・。というわけで、酔狂出演の皆様申し訳ございません。
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by violatsubone | 2009-05-09 11:30 | お遊び