久々都響@つぁら

アンサンブル大会の前日だし、仕事もあるしで、今回は行くの辞めるつもりではあったが、18時過ぎてやはり聴きたくなり仕事をやめた。最近はモバイルシステムが色々あり、携帯でも家のPCでも会社のメールが覗ける。良いのか悪いのか。

さて、ばよりんがイケメン男子っぽかったので、ブラムスコンチェルトを2楽章から聴いた。エリック・シューマンといっていた。育ちの良さそうな、青年だった。演奏もすくすくまっすぐに育った優等生的雰囲気があった。ブラムスよりメンデルスゾーンなんかが向いているかと。そういえば黄泉響で夏にやるみたいだ。しかも弟も。黄泉響みなとみらいの夏名曲コンサートは悪い思い出があるので、私は聴かないけどね。
親しみやすい顔と思ったらお母さんは日本人。ハーフだそうだ。血は混ざったほうが美しい。ダル様しかり。M沢りえしかり。最後アンコールは自ら日本語で曲目紹介をした。外人が日本語を話すと無条件に寛容になり嬉しくなるのが日本人。可愛い国民である。何故か日本語に拍手がくる(笑)

ツァラ。いつもこの曲を聴くと、「R・シュトラウスは流行に乗るのが好きだっただけで、絶対ニーチェなんて読んでないですよ」という大学音楽史教授のつぶやきを思い出して笑ってしまう。音楽聴くと結構通俗的で派手でロマンティックで、これ違うよねと確かに思った記憶がある。学生時代、「ニーチェが好きだ」というのがとてもカッコ良い事と思え、読んでみて、結局理解できなかった経験しかない。(哲学がカッコイイなんてのは、実は私の世代より前の流行ですが)。リヒャルトの曲は、まず「つかみで観客のどぎも抜けばオッケー」と本人も言っているようで、例の冒頭と、その後も見せ場てんこ盛りの曲なんで、演奏時間の倍くらい楽しめる。聴く限りにおいては難解さは無い。あんたも積読くらいはしたけど、良く判ってなかったのよね、そこが親近感よ、と思いながら楽しむ。盛り上がるカッコイイaberウルサイ部分よりも、憧憬の主題とか、最後のワルツとか(ウィンナワルツのどこが哲学やねん、と当時の人でも思うわなあ・・)優雅で甘美な部分が好き。
都響は、やはり華やかだ。前のブラムスも、都響だと何かゴージャスになる。弦の鳴りが明るい。弦が明るく鳴り響くのでこの曲がとてもあっている気がする。金管も派手だし。凄みみたいなものは無いが、ホール全体が華やかに盛り上がり、観客も高揚する。エンターテイナーなプログラムだった。悩むどころか何もかも爽快に吹っ飛ぶ気がして、無理して行った甲斐があったと思った。
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by violatsubone | 2009-04-28 19:00 | 音楽鑑賞