クレモナのツボネ

c0102375_412473.jpg
新しい楽器は綺麗だ。と、思いつつちょろっと練習した後のリカルドを拭く。以前のチビ助はかなり手荒に扱ったので、1x年ぶりにレスン始めた時「汚ねえ楽器だ」と師匠に言われたもんだ。今度は綺麗に扱おう、と、磨いている時に中を覗いた。
Riccardo ・・ ん? oに尻尾がついている。よくみりゃaだ。
Riccarda Dacquati・・・
女かよ!。
リカルダなんて、変な名前だ。まあ大体名詞に男女区別ある言語を持つ国の名前なんざ、語尾替えただけというものが結構ある。イタリアもアレッサンドラとかニコラとか、そういえばいたな。なんか男を期待したら女が生まれたので慌てて女性形にしたんじゃないかなんて思ってしまう。
欧米の名前バラエティなど単純なものだ。西洋史勉強してたときなんて、特にイギリスなどは、男はヘンリーかリチャード、ジョージにたまにジョン。女はメアリーとエリザベスとアンのオンパレードだった。聖人などから取ったりするから、ベストな名前というのが限られるのかな。

ぶつぶつ思いながらちょっとPCで検索してみる。自分のサイトがあるようだ。
・・・おばさんが出てきた。読めば私より若いんだけど。つぼねだ。

この楽器は高くは無い。先日、どしゅさんが「僕は安物を使いつづけて・・」といった「安物」と同価格だった。何しろ私はローン抱えている身なので、これ以上高いものを買って多重債務者になるわけにはいかんのだ。イタリアのクレモナ製はそれだけで他で作る楽器より割高だそうだ。ということはクレモナの駆け出しだろう。ということは若い男性だ。私は勝手にそう解釈していた。ついでに、その瞬間にサッカー選手のインサギとかマルディーニの若い頃の顔が思い浮かび、そうだきっとそんな風貌の人が作ったんだと思い込んでいた。

んなわけなかった。地味な女性だった。クレモナ作家協会のサイト(簡易版だが日本語もあった!)他の人と違って、全然賞とかは取っていない。(日本語サイトは卒業年が誤訳)。まあ真面目に作って地味に生活しているかんじな。英語サイトの方が面白い。いろんな作家がいる。美人もいる。ちょっとカッコイイのがリカルダの隣の2代目君。あとはまあ・・マルディーニはいないか・・。
夫々のHPまで覗いてみた。色々工夫凝らして面白いです。男性の方がやっぱりこだわるね。

というわけで彼女のHPに戻る。
彼女自身はどうもクラリネット奏者らしい。お歌も歌う。やっぱりアルトだ。クレモナの音楽仲間でわいわいやってるわけだな。。なんだか親近感感じるぞ。
美人じゃないけど、素直で真面目な人なんだろうな。写真からそんな感じがする。楽器からも。
癖が無くて弾きやすい、この優しさは良く考えれば女性が作りそうな楽器なんだろう。
だが、HPに自分の写真ならべてフォトギャラリーには笑った。お見合い写真すか?。協会hpに載っているやや若い頃よりも髪をアップにした写真の方がいいな。つぼねの迫力がある。取り替えればいいのに。

で、どうするか。ツボネがツボネを持つ、というのはイマイチ精神衛生上楽しく無い。男の子ということに、やっぱりする。作家と制作物は別物だ。ということで、私の楽器はリカルド君ということにする。
[PR]

by violatsubone | 2009-01-30 23:59 | つぶやき