つぼつばSS 第9幕 指より口が 《若干追記》
おれんじ「ぎょえーー どしゅさま 髪きっちゃったんですか!」
上はフィクションだ。何故なら私は10分遅刻しておれんじさんがどしゅさまを最初に見たときの話を聴いていないから。返答は「あー、鬱陶しいので・・」。
つう@Va2「6人久しぶりです」
どしゅ@Va1「ところで、この場所広いんですから何も壁見て演奏しなくても」
部屋は東大島美術室。何故か教壇部分を壁に向かって椅子が並べてある。
つう「こんなものを持ってきました」ICレコーダ
おれんじ@Vc1「ぬおおお!KGBめ!」
つう「ネタとるわけじゃありません」
どしゅ「僕もこの辺においてみよう」
つう「・・なんか、地雷探査機くらいの大きさですね・・・」
ソ連製の録音機なのかしら。。
ゆん@Vn1「。。このテンポでいいですか」
どしゅ「確認練習には良いテンポかと」
ゆん「本当はもう少し速く出来るようしますね」
全員「はあい、お願いします」
りえび「何か音楽聞こえますね。事務室から?」
ゆん「館内の音楽?」
どしゅ「誰かのIPODだったりして」
つう「上のスピーカーからでてるんだわ!」
おれんじ「ちょっと、何か聴いた事ある曲よ」
つう「げ、これブラ6じゃない!感じ悪いわ」
宅配「もう録音聴いてるんですか」
ゆん「それにしちゃ上手すぎるわ」
どしゅ「有線じゃないすか?」
つう「この有線嫌味ったらしいわね、、、、、、、あ、、、、、、ちょっとまって」
カバンをごそごそ
つう「ウオークマンつけっぱなしでした」
どしゅ「だからIPODがって・・」
つう「ウオオクマンです!」(S0ニーな方に向かって)
おれんじ「だいたい、自分達の演奏と思い込むなんて、、、」
つう「ベルリンフィルです」
宅配「残念」
宅配@Vc2「なんですかその譜面は、巻物ですか、極意でも書いてあるんですか」
おれんじ@Vc1「うるさいわね、どこ捲っても良いように全部つなげたのよ」
宅配「譜面台の周りを自動的に回ればいいですな」
おれんじ「うるさい。」
宅配「余計なお世話ですが、Pizz音程悪いです」
おれんじ「余計なお世話よ!」
どしゅ「んー1楽章の8から9は難所っぽいんで、まあ時間があれば個人で見ていただくと良いのかと思います。」(遠慮がち)
ゆん@Vn1「はい・・」(さらったんだけど)
りえび@Vn2「はい・・」(さらったんだけど)
つう「ふーん、私殆ど休符だし、ここはFだけだしー♪」(別に弾けないところは山ほど)
宅配「何をいってるんですか、YesとNoだけで芝居するってこともあるんです」
つう「あ?」
宅配「ガラスの仮面でありませんでした?」
つう「おー、そういやああったな。あ、悪いけどさ、私あの漫画好きじゃないの。根性嫌いなの」
宅配「あれはすぽこんじゃなくて、笑いでよむもんです」
おれんじ「あんたら、何の話してるの」
宅配「音楽です」
つう@弾きながら「どしゅが弾いてくれない・・」
どしゅ「すみません、譜捲りに手間取りました」(→製本してない)
「だってここで捲るんですよ」ぶつぶつ。
ゆん「つうさま淋しそうな顔」
つう「寄りかかるものがなくなったもんで」
どしゅ「えーと、そろそろ始めましょう」
宅配「うおお、つった」
全員「?」
宅配「足を攣りました」
全員「チェロ弾いて足攣るわけ」
宅配「たまにやります」
全員「変なの」
どしゅ「えーと、弾きましょうか」
たらーらららー(どしゅそろ)
宅配「すみません!」
おれんじ「今度は何」
宅配「2番の2楽章弾いてました」
おれんじ「何故そんなことがおこるの」
宅配「いや譜面が両方・・」
りえび「こんあ淋しげな曲だったかなとおもった」
ゆん「荒涼とした組合せね・・」
どしゅ「あ、あの、弾きましょう、ダブルバーから」
たららららららら
宅配「つうさん、ここ長いです」
つう「あ、ごめん違った」
宅配「何がです」
つう「最初のダブルバーから弾いちゃった」
ゆん「確かに最初は同じだけど・・」
宅配「ここ、ちゃんと2本弾いて下さい。」
つう@重音嫌い「すんません」
ゆん「ちゃんと重音の下弾いて!」
りえび@重音嫌い「すんません」
どしゅ「最後、すこし溜めますか?」
ゆん「私はそのままひいちゃってるけど」
どしゅ「うん・・ちょっとこんなかんじで、弾いたほうが、『出し物おしまい』って感じでいいかなと」
おれんじ「出し物いうの辞めていただけませんか」
つう「たしかに、3楽章は弾かないわよという決意がでていいわね」
その後、夜中に酔っ払いながらレコーダを聴いて笑い転げた。
というか、話している時間が長すぎる。本番も弾くのやめて漫才して終わろうかな。
とかいっているうちに、間違えて消してしまった。KGB失格、シベリア送りだ。
by violatsubone | 2009-01-31 13:30 | カルテット??