都響定期 逆ナン失敗??

指揮:HKグルーバー
ヴァイオリン:山田晃子
<日本管弦楽の名曲とその源流-8 プロデュース:別宮貞雄>
ケージ:バレエ音楽『四季』
一柳慧:ヴァイオリン協奏曲『循環する風景』
一柳慧:交響曲第2番『アンダーカレント』
コリリアーノ:ファンタスマゴリア(歌劇『ヴェルサイユの幽霊』による)日本初演 

というのが、本日の演目。
知らないよなあ・・どれも。都響は定期公演の1月は決まって邦人作品を取り上げる。去年はそういえば後ろの正面だあれだった。この企画は案外気に入っている。私は余り曲を知らないし、現代曲を理解できていないので、一般券だったら絶対聴かないから。とてもよい機会。
ぐっぴが来ない。仕事で今週はテンパッテいることは知っていたので、まあ予想はついていた。
今日はお一人様。でも来ているであろう連中は想像ついたので、後で見つけて飲みにいこうかなあとぼんやり思っていた。(演奏会前にそんなこと思うことから主旨を間違っている)
着いたら既に舞台で誰か話している。チラシ良く見てなかったが、別宮氏のプレトークがあったらしい。この人は現代曲の評論家権威といわれているらしい。ふうん。
いつもの席に座る。列の奥なので、手前の人に挨拶をして通してもらう。奥の席に座る。勿論隣は空いている。ずれようかな。本日はヴィオラのサイドの椅子に枯れたクッションが置いてある。あのクッションの主はN山さん、ということはトップは学氏だ。やった!。と、手前の人が人の顔を覗き込んだ。あ!。なんとSにいの合唱団、Y本さんだった。挨拶したら、するすると後ろの列に来て直ぐ後ろで話す。
「本日は何狙いなんですか?」
何って、学さんに決まっておろうが、と思ったが、質問が「誰」ではなくて「何」ということで曲名のことだと判明。
「狙いというより定期会員なんで、曲名如何にかかわらずいるんです」
「僕は一柳さんのヴァイオリン協奏曲が現代曲の中で一番好きなんです!。初演から今日で5回目です。素晴らしいですよね」
つまりこの人の演奏をチェックしまくってきているわけか。
「すいません私はしらない曲でして。。。」
興奮を分かち合えなくて申し訳ない。が、まあ本人は曲が聴ける事で幸せ一杯な感じ。
「別の席なんですが空いているようなのでここまでふらふら来ちゃいました。」
「今日は空いてますね。私の隣は来ないのでいいですよ」
「お連れさんいないんですか」
「ぐっぴというのと一緒ですが、多分今日は来ないです」
「つれがいるんだったら僕は遠くにいたほうがいいですかね」
「いや、友達です。女性です。Fオケです。で、本日は95%の割合で来ないですから」
Y本さんはS0にい合唱団の演奏会幹部の1人で、去年の夏の顔合わせの時から知っていた。背が高くて、スーツが似合う優雅な雰囲気の人だ。クラシック演奏会が似合いそうな。休憩時間にならんであるくと、ちょっとサマになる。「売り上げに貢献しなくちゃね」と人の仕事をおぼえていたのか、コーヒーをご馳走していただき、優雅に飲んだ。目の奥に知り合いの連中がいたが無視をした。下のロビーで一柳のスコアが売っていた。その人は「僕もスコア読めたらなあ」といいつつ手に取る。音符読めるんだから大丈夫でしょうに。私も見てみたら案外割りやすいスコアだった。知り合いとすれ違った。要するに赤い連中。
「ようっ!つうさん 後程!」
「おう!後程」
売り言葉に買い言葉で返事してしまった。さっきまで優雅にしてたのに。
「お友達きていたんですね」
げげ、きこえてしまった。おう!なんて返事してたのが。
「おほほほ、今度合唱で出る曲のオケの仲間ですの」
今更丁寧に受け答えしても遅い。
後半は、99.9%ぐっぴは来ないですからと説得して私の隣に座らせた。
「うわあここいい席ですねえ。数席違うだけで音全然違います!」
「ええ、毎回ここを取ってますの。見やすいし音もいいし、いい席でしょう。空いているのはもったいないです」頑張って丁寧な言葉をつかってみる。
演奏会終了後、コートを取りに行く時にまた赤い連中にあった。今度は合唱。
「よう!飲みに行こう」
えーと私は・・と思って後ろをみたら、既にいらっしゃらなかった。逆ナン失敗。
あんたたちに会わなければ、、とぶつぶつ思いながら、最初に想定していたダスビな方々と飲みにいった。あの時Yさんにご挨拶もできず、申し訳ないことをした。でもダスビコンサトにはいらっしゃるらしい。

えーと!演奏会の感想をすっかりわすれた。
「とっても普通な曲だね」とYevさんがいっていたとおり、全然現代曲っぽくなかった。
ケージは綺麗な音が並んでいた。Yevさんの後ろのオバサマが「綺麗な曲ねえ」とうっとりしていたという。ケージに綺麗な曲というおばさんの感性は只者ではないが、確かに綺麗な音符だった。
一柳は、ゴリゴリ弾いて、演奏するのが面白そう!。現代曲のわりにはリズムも音も判りやすい。弦楽器がゴリゴリ刻むところがビオラ的には楽しそうだ。循環する風景なんていかにも小難しそうな名前つけるから良くない。2曲とも普通にカッコイイ曲だった。
ヴァイオリン奏者の山田さんは舞台に出てくるとやをら黒縁眼鏡をかけた。めがねっことても珍しいが可愛い。譜面台に眼鏡がおいてあり、舞台でかけているのが笑った。演奏終わると眼鏡外すし。コンタクトの調子がわるかったのかしら。めがねっこ仲間としてはツボだった。
コリリアーノという作曲家は映画「レッドヴァイオリン」を担当したらしい。あれも「ヴァイオリンが赤い理由」がかなりしょうもないものだった。仮面ライダー牙よりしょうもないニスの話だ。尤も映画は壮大な大河ドラマで、面白かったし、ジョシュア・ベルのヴァイオリンが素敵だった。
この曲はいろんな曲のコラージュみたいだが、華やかで楽しい。オペラの曲だけある。因みにヴェルサイユの幽霊は勿論アントワネット嬢のこと。このオペラ自体が気になる。どーしてこういう筋を思い立ったのか、という点で・・。
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by violatsubone | 2009-01-27 19:00 | 音楽鑑賞