若いOLのワインは不味かった

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その真ん丸い腹が殆どワインになっているのではと思うほど、ワインに熱中して猛烈に飲み始めたぐすたふ氏。で、企画した時は天ぷら天ぷらとスペインワインに夢中だった。(註:スペインの葡萄品種の一種らしい。天ぷらりーりょ)というわけでなんだかしらんが、開催されたワイン会再び。前回肉の会欠席者の為の「裏肉の会」じゃなかったんか。最初にぐすたふ氏の企画したのはあざぶじゅばーんの韓国料理だった。ところがそこでワインを呑もうという。韓国料理とワイン。もっといえば、キムチとワイン。私には到底あうとは思えない。べっちが提案した秋刀魚とシェリーと同じくらい、あわない。
あわないのではないか、と進言したら、韓国料理の方が取り下げられ、スペインバールになった。名前忘れたが飲み屋、といういみだから、ベベドールとかそんな名前だろう。日本橋の方だった。

ワインバイキングだそうだ。赤白それぞれ5,6本のワインが置いてあり、お好きにどうぞという。ビールものまず、しょっぱなからワイン。なにやらめかしこんでいるおれんじは、赤用と白用を両手に持ち、一度についでもどってくる。直ぐなくなるから仕方ない。それぞれのワインに薀蓄があるのかな・・と思うと「今月のNO1ワイン」「店長のお薦めワイン」、「若いOLに人気のワイン」「おじさんに人気のワイン」、となんだか非論理的なお薦めタグがぶら下がっている。ちなみに日本人はランキングが好きなので、「売り上げNO1」とか書いておくだけで、そのアイテムの売り上げが格段に伸びるらしい。何か指標が欲しいのか。お陰で毎日の様にいくエクセルシオールカフェのサンドイッチですらランキングされるようになった。
閑話休題
「若いOL」という言葉にひっかかった。若くないOLはOLなのか。office ladyがold ladyに変わるとき、そりゃ即ちツボネじゃないのか。マアいずれにしろ、私にも「丸の内のOL」という超チャライ肩書きがついてたことはあった。若いOLの味はいかなものであるのか(表現が淫靡か)、かつての私に戻ったつもりで呑んでみた。
不味い。というより味が無い。安い。
OLの存在が馬鹿にされたような、しろものだった。少なくとももう少し酒が呑めていたあの頃、こんな安ワインは飲んでいなかった。だってバブルだったし。今のOLの食生活はかくも貧困なものなのか、ワイン一杯で若者文化を哀れんでしまった。
「おじさんに人気」ワイン。成程、こちらは丸くてねっとり、いやらしいオヤヂが好みそうな味がする。こちらの方が勿論美味しかった。でも私のこの中でのベストは違う。ぐすたふさんが記録してくれているものと思い、記憶をアウトソーシングしたつもりだったが、忘れたという。意味無いじゃないか。
帰りの電車で、ひとのことまじまじとみて
「太ったね」という。誰あろう、まあるいお腹のおじさん、ぐすたふ・ぼにょがのたまうのだ。
痩せている人になら、兎も角。
「いや、やっぱり太ったよ」再度確認するように言う。
自覚はしているが、人に言われるとむっとするもんだ。
宣戦布告と、解釈した。
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by violatsubone | 2008-10-30 20:30 | 食べもん